どうも、みずねこです。
2000年代と2010年代のエロゲシナリオライターの移り変わりにについて書きます。
そもそも私はエロゲはシナリオ至上主義です。
キャラ萌えしたかったらラノベやアニメでいいし、自家発電したかったらAVやエロ漫画でいいと思います。
まぁこれは人それぞれ趣味があるので何とも言えませんが・・・。好きな絵師がエロゲの絵を書いてることが多いというのはあるかもしれません。
やっぱり人それぞれだと思います。
そんな中で私はエロゲはシナリオ至上主義です。
主に「泣き」とか「成長」とか「燃え」とか・・・いわゆる一昔前の、それこそ2005年頃のエロゲが私は一番好きです。某エロゲ評価サイトで言う「魂のエロゲ」というやつが好きです。
そういう2005年頃のエロゲが好きな人がまだ一定数いると思います。
最近のエロゲは面白く無いと思ってる人がいると思います。
私は現にそうです。
いつだったか忘れましたけど、評価サイトでシナリオがいいと取り上げられ、期待をして発売して間もない作品を購入してプレイしたものの、なんか違う。
いや、今回はたまたま肌に合わなかっただけなのかもしれない、とりあえずこの作品は積んでおこう。
しばらくして、同じようにシナリオがいいと評価される作品を購入してみると、あれ?これも何か違う。
そういう経験を10回以上経験してきました。
そこで悟りました、あぁ最近のエロゲは肌に合わないものが多いんだと。特に2010年代の作品。
で、自分なりになぜ肌に合わないのかと考えると、エロゲ黄金期と言われるシナリオライターがエロゲのシナリオをほぼほぼ書かなくなったという答えが出ました(これは皆もう知ってると思うけど)
いわゆるエロゲ黄金期のシナリオライターと言えば
るーすぼーい
那須きの子
丸戸
瀬戸口
とりあえず思いつくだけでこれらの面々。
エロゲ黄金期のシナリオライターがエロゲのシナリオを書いてくれれば自分的には大満足ですが、この人たちは調べたところ今エロゲのシナリオ書いてません。
それじゃ、今何やってるのかと調べてみると、ほぼほぼ全員がライトノベル書いてたり、普通の小説書いてたり、かたや仮〇ライダーの脚本書いたり、なんかソシャゲで人気大爆発したり・・。
まぁそれぞれエロゲのシナリオライターを卒業(?)とまではいきませんが、次のキャリアへステップアップしてるようです。それはそれで本人達にとっていいことなんですが、エロゲーマーである私にとっては残念です。
エロゲであるからこその表現ってあるんです。近親相姦だったりグロテスクな描写だったり、狂気的な部分であったりとか。私はそういう部分が好きなんです。
人間の黒い部分とか弱さとか欲望とか、それらを表現できる世界はエロゲしかないんです。だからエロゲのシナリオを書いて欲しい。
でもそれはもう叶わない夢だと思うんです。
エロゲは違法DL問題とか、メーカーによって違うと思いますけど、ブラックな体質とか、給与の面とか、それを考えると、普通の人であればエロゲじゃないところで商業で評価を得てるのに、エロゲメーカーでまたシナリオをがっつり書こうという風にはならないと思います。
私の大大大大大大大大大大好きな片岡ともさんはちょっと別だと思います。ナルキッソスがあれだけ評価されてるのに、なぜエロゲに拘るのかはわかりませんが、きっとまだまだエロゲを通して世の中に伝えたいことがあるからだと思ってます。素晴らしいことだと思います。
人によっては不快感を覚えるかもしれませんので、白抜きの部分を見たい方はドラッグしてみてください、スマホの人は知りません。
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で、もって、2010年代の人気のあるエロゲシナリオライターがライトノベルや一般小説で人気を得れるかというと、私は無理だと思います。全員が全員そうとは言いきれませんが。
一概には言えませんけど、陳腐なテキストを書くライターが多い、金をもらえるようなテキストじゃない。
だから文庫メーカーや他商業から声がかからない。
納期が守れなかったり、バグがあっても修正パッチでフォロー。
そういうグダグダな業界だからこそ生きていけてるんだと思います。
今後は、絵師の力だけで評価を得るのでは無く、トータルで、シナリオも良いと言われるようなエロゲシナリオライターがまだまだ出てほしい。一人のエロゲーマーとしてそう思います。
某エロゲ評価サイトでも、評価を水増しするのはやめてほしい。
本当に感動したと言えるのか、贔屓目無しでそう言えるのか、真っ当に点数をつけてもらいたいと思ってます。
もう工作員はある意味サクラのようなものなのでしょうがないと思ってますが。
まぁ私はエロゲに関して飽き性なので、初めて見る者の30分で挫折して積みゲーとすることもよくあるのですが、最初から最後まで読ませるシナリオと言うことも、シナリオライターの能力の一つだと思います。
最近エロゲ業界で話題になったことと言えばぱれっとの新作が全年齢版で完全版を出すとか、Vtuberがエロゲの楽曲を歌う事とかありましたし、大手アニメ制作会社のアニプレックスが、ANIPLEX.EXEとしてノベルゲームをメインに発売するようになりました。
エロゲ業界含め、ノベルゲーム業界が変わるときが来てるのかもしれません。
私の応援するねこねこソフトの新作も非18禁作品のようですし、2020年代のエロゲ業界と言うよりノベルゲーム業界は、また少し変わるのかもしれません。
ではこの辺で締めたいと思います。